じめじめした梅雨の時期も、もう少しで終わりでしょうか。
	後一ヶ月もしたら夏本番。皆さんの予定は決まりましたか?
	 
	今日は、お客様からも良く質問頂く、塗替えに適した時期について書かせて頂きます。
	家族の憩いの場として、大切なお住まい。
	長く住み続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
	特に外壁は、一年を通して環境の変化によるダメージを受けて劣化して行きます。
	 
	『季節によっては出来ない場合もあるのでは?』と言う質問を頂きますが、基本的には塗装は1年を通して可能です。
	 
	ただし、外壁塗装の施工は、気温や湿度の影響をとても受けやすいです。
	一般的には、「気温5度以下」や「湿度80%以上」の場合は避けた方が良いと言われています。
	これは、どちらの場合も、塗料の乾燥が極端に遅くなる原因となる為です。
	 
	この条件で考えた場合、塗替えの理想のタイミングは、春か秋となります。
	ただ、この時期は長い雨の日が続いたり、台風の接近が頻発したりと、天候が安定していません。
	 
	一番気候が安定している時期は、秋から冬ですが、日が短くなる為、作業ができる時間が少なくなってしまいます。
	 
	このように、様々な条件が重なる為、完璧に適した時期を選ぶのは非常に難しいです。
	強いて言うならば、3月~5月、11月~12月の間で、降水量が少ないタイミングを選ぶ形になるかと思います。
	 
	とはいえ、最初に述べた通り、気温や湿度の条件さえクリアしてしまえば、作業の進め方や塗料の性質でカバーできる部分が多く、時期によっては施工期間が延びてしまう可能性はありますが、概ね季節を気にせず対応することができます。
	真冬や梅雨、台風の時期は避けるた方が良いですが、それ以外は特に問題はありません。
	 
	外壁塗装において大事なのは、下地が十分に乾燥した状態で塗る事や、重ね塗りの際に先に塗った塗料がしっかり乾いてから行うといった原則を守る事となります。
	 
	気温や湿度の影響で塗装の耐久性なども変わってきますので、これからの時期の塗替えをお考えでしたら、一度ご相談頂けると幸いです。